日々是精進

基本的に、ひとりごと。

Dの嵐!

「こわれものの祭典」の回。
最近すっかりおもしろづいていたので、久々に重い内容のドキュメント。
ある意味、深夜番組だからこそ取り上げられた、という面もあると思うので
彼らがこの番組に応募してきたのは間違いじゃないな、と思います。


それにつけても、重かった。
最初のVTRを見たとき、5人とも凍り付いてたもんね。コメントどころじゃないっつう。
実際、取材後の櫻井くんも言っていましたけど、「見ようとしなかったもの」とか、
「見てはいけないもの」と思っているはずのもの。
あるいは、表現は悪いかもしれないけど、「痛々しくて見ていられない」もの。
櫻井さんの言葉でもう一つ印象に残ってるのが、「自分も紙一重と思うから他人事とは
思えない」ってやつ。誰もがそう思うんだよ。だから、敢えて目を逸らすんだよ。


彼らがまず目的にしているのは、自分たちの活動によって同じような境遇の人たちの
力になりたい、ということだと思います。それと同時に、活動を通じて出会う仲間を
得ることによって自分の回復の糧としていくこと。
公演終了後の来場者との語らいの時間、なんていうのは直接的にその場になっている
わけですよね。わざわざ足を運んでくれたことへの感謝の気持ち。足を運んでよかった、
と思う感謝の気持ち。まずは伝え合わなければ。
自らを表現することによって、弱い自分を隠さないことによって、自分の居場所を
作っていく。そのことによって、同じような状況の人を励ますこともできる・・。


趣味の活動とかでもそうですけど、同じ気持ちを分かちあえる仲間が欲しい、というのは
誰もが持つ衝動だと思います。それをダイレクトに発信しているのが、このグループの
活動なのではないか、と。
内容は重いけど、大学生のサークルやら、それこそヲタ同士のネットつながりと何ら
変わるものではないんですよね。


真面目自分語りになってしまいますが、あたし自身もとてもじゃないけど普通の精神状態では
なくて、そんな自分をなんとか変えたくて、大学のころは心理学の真似事のようなことを
専攻してみたりもしていたんですけど、わかったことは、「人の心なんてわかんない」って
ことだけでした(おぃ)。
でも、それがわかっただけでもずいぶんと救われた気がしているので、金のかかる大学で
4年間遊ばせてもらったことは非常に感謝しています。
それなのに、現在のこの恐ろしく末期的なジャニヲタ生活を見ていて、心の中では、
(こんなはずじゃなかった・・)と絶対に思っているはずだけど、こうしないとわたしは
生きていけないから。許してください。他人に迷惑かけない程度で、勝手に楽しんでますから。


でも、それでもやはりいい歳こいて人知れずオタクをしているのは、それはそれで
どこか不安な部分もあり・・。やっぱ、すっごく異常なんじゃない?病院行ったら絶対に
診断書もらえちゃうんじゃない?(実際もらえると思う)とかいう不安ですね。
それを和らげてくれるのは、他でもないネットのヲタつながりです。
ブログとかやってるのも、同じような暮らししてる人けっこういっぱいいるんじゃん!って
意味もなく連帯感を得ることができる、っていうのが大きいと思うし。
スマ関連では、オフでもスマを超えて仲良くしていただいているお友達がたくさん。
夏コンが始まれば、嵐ちゃん関連でもオフでもお会いできる方が増えてくると思いますし、
はっきり言って地方でひとり寂しくヲタをしている者にとって、ネットなしの生活は
考えられません(笑)。同意見の方からのトラバお待ちしています(おぃ)


話がそれてしまいましたが、今回のDの嵐はそういう「同士のつながり」ということに
すごく心を向けるきっかけになったので、書いてみました。
アルバム曲の感想とかも書きたかったんだけど長くなったからまた今度。