日々是精進

基本的に、ひとりごと。

AAA

こくりつでーぶいでー観ました、観たいとこだけですけど。
なんだか、なんだかわからないけど、この頃からずっと感じていたそれが
よみがえってきたような気がしました。
楽しかったけど、感動したけど、一番心に残っている感情っていうのが、
寂寥感だったんですよ。無性に寂しいというか、哀しいというか…
それをすごく思い出しました。


結局のところ、私の心が狭いだけなんだろうけど。
そう感じているのが、紛れもなく今の自分なんです。


以下は暗い話なので読みたくない人はスルーしたほうがいいです。




ドームになったときも広かったし遠かった。
でも、それほど寂しさっていうのは感じなかったんですよ。
それが、国立になったら、一気に押し寄せてきたのは何故でしょう。
メイキングにあった、ステージ後ろのビル群には感動したし、
まさかと思った聖火台への登場にも鳥肌が立ったし。
散らばってるばかりでなかなか集まらないなー、とかは思ったけど、
いいと思うところもたくさんあったし、たくさん感動もしたんですよ。


当然、涙腺に来る部分もありまして。
その成分の7割が意味のわからない寂しさだったんです。
嵐のコンサートで、こんなに幸せな時間なのに、どうして?
でも、映像でみてはっきりと自覚しました。
私は、売れなかった頃の嵐にしがみついていたかった。
こんな広い会場をいっぱいにしてしまう彼らを信じたくない。
それを目の当たりにしたことによる寂しさ、だったんだろうと。


もっと人気が出て、たくさんの人に彼らの良さを知ってほしいと
願っていたつもりだったのに。
現実はこんなもんですよ。
自分の了見の小ささにびっくりしちゃうよね〜。


だから、国立の思い出って「楽しかった!」じゃないんです。
行けてよかったと今でも思っているし、感謝もしてるけど、
そんな気持ちをしっかりと確認する作業を、気付かぬうちに
行ってしまっていたという…


現実をしっかりと受け入れられる大きな器が欲しいです。