日々是精進

基本的に、ひとりごと。

優しい時間 5話

4話と5話は、まとめてひとつのエピソードだったんだな、と思いました。
音成さんの奥さんが尋ねてくるくだりからめぐみとの恒例のかけあい
シーンまでが一番良かったかな。ばつの悪そうな顔がとてもすてきな
寺尾さんでした。
ゲストの小日向さんのエピソードもありがちだけどなかなかコミカルで
よいスパイスになっていたと思います。
本当にああやって頭を打って短期的に記憶を失うことって、あるんですかねぇ?


気になったというか、これを言ってしまうと、このドラマの設定自体に
関わってくることなのでアレなんですけど、今回どうしても腑に落ちなかった
のが、朋子さんがあずちゃんに話した『マスターが拓郎を許せない理由』
について。そういうことがもしあったとしたら、それはとても辛くて哀しい
ことだけど、そうなったら、だからこそ、残った肉親二人でともにその苦しみを
乗り越えていこうとするんじゃないかな?と。勇吉さんは、自分の子どもを
愛せていない人なだけなのではないか?と。拓への態度はエゴに過ぎない。
これ、実はスタート当初から、わたしと母の間での統一見解です。
だから、マスターの気持ちはわからないし、正当化されたくない、と思うの。
やはり、男性の方が書いた脚本、男にしかわからないところってあるのかも
しれません。女性の立場からみると、どうしてもそういう矛盾を強く感じて
しまうんですよね。


まぁ、これは最後まで抱えていかなければならないところなので、何も
今ここで指摘しなくてもよいことなのかもしれないけど、話の流れに
乗っかってあえて書いてみました。あと、夜のシーン、あずの化粧濃すぎ(笑)