闘魂
以前から申しておりますように、
わたくし女子バスケの日本リーグをBSでよく観戦します。
昨日も富士通VSシャンソンという私的好カード。
富士通は前期とメンバー入れ替えもなく盤石。
一方シャンソンはチームの要永田さんが引退され、若手の成長が
勝つには必須、という対照的な状況なので、
ある程度のワンサイドを予想していたのですが…。
シーズン序盤に観た試合よりも、格段に若手が
成長したシャンソンがいいプレー続出でした。
解説のOG永田さんが推してた池住選手。
去年は若干線の細い印象でしたが、レギュラーに定着した
自信がプレーにも現れているようで目をひかれました。
ケガから復帰の石川選手も好プレー続出で凄かった。
そんな中でも、ベテランの相澤選手は一際目立っていました。
引退を延ばしてまで、プレーを通して伝えようとしている。
見ているだけの私にもこんなにも伝わっているのだから、
近くで接している人達に伝わらないはずがない。
それが、彼女が見せる『闘魂』です。
まさにボールに食らいつく、という表現がぴったり。
勝利への執着が、全身にみなぎるプレーの数々。
最後のインタビューで、「どうしても勝ちたかった」と
言っていたのがとても印象に残りました。
小柄な相澤選手は、ポジション的に記録には
残りづらいところがありますが、いつでも
ここぞというときの3P、痺れるカットインなど
記憶に残るプレーが多い選手です。
また、既に母校で指導も始めてらっしゃるそう。
指導者としても実力を発揮なさっていくことでしょう。
でも、もう少し、相澤さんのプレーを見ていたい、って思います。