日々是精進

基本的に、ひとりごと。

25年

ちょっとマジメなお話を。
今日で、日航ジャンボ機墜落事故から25年が経つそうです。
当時、子ども心にも、生存者の女の子が救助される様子などは衝撃的でした。


昨年、とある映画を観まして、それ以来、この事故のことについて
もっと知りたくなり、ネットで調べたり、数多く出版されている書籍の中から
数冊購入したりしました。とても怖かったけど、実際に起こったこととして
知らなければならないことである、とも思いました。
100%安全なことなんて、どこにもありません。
どんなに気をつけても、事故を完全になくすことはできないでしょう。
人間が生命活動を続ける限り。
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1冊目は、ジャンボ機墜落事故の遺体を確認する係だった警察OBの方が
綴ったドキュメントに近い回想録。とても衝撃的でしたが、さまざまな
立場で事故と対峙した人々の懸命な姿がとても印象的です。
2冊目は、1冊目の著者が、遺族の方だけでなく、警察、自衛隊、自治体
等、さまざまな立場で事故に関わった人から後日談を集めた内容となっています。


今更知っても、もう過ぎたことなのかもしれません。
でも、今知ることで気づけることはたくさんあると思います。
520人の方の尊いいのちが教えてくれること。
今からでも、もっと知りたいと思います。
今度読みたいと思っているのはこの本。


この方は、お子さんを事故で亡くし、以来、遺族の会を通して
さまざまな講演などをなさっている方です。
決してお涙頂戴ではなく、真剣にいのちと向き合いたい。
お盆でもありますし、ご先祖様に向き合う意味も含めて、帰りに
書店に寄ってみようかと思います。