日々是精進

基本的に、ひとりごと。

字は口ほどにものを言う

作文は好きだけど、思った通りの文章はほとんど作れない。そんなもどかしさも含めて、私は作文が好きだ、と思っている。という背景があっての以下です。気合い入れていつもと文体を変えてみたりしたけど、やっぱりあんまし上手くないのよね…。今回は、Jwebについてです。とらまるのことも書きたかったけど、どうにもとっ散らかるので断念。トラジャの記事はいつかまとめて一本書きたいと思うので、いつも通り、かずなりとたろぴのこと。

 

 

私は、文章が好きだ。言葉の使い方には各人固有のセンスがあって、それは話し言葉でも作文でも変わらないけれど、文章になっていれば、何度でも読み返して考えることができる。自分の考えをまとめるためにも有効な方法だと思う。おたく活動においても、Twitterやブログはなくてはならないツールだ。情報収集はもちろん、私の場合、推しへの思いが募っても、それをひとことつぶやくだけで、スッキリと眠れたりする。不思議なものだ。

 

だから、推しの作る文章にも、並々ならぬ執着があるほうだと思っている。雑誌は本人が書いてるわけじゃないから、読むけど文章に執着はない。しかし、Jwebは、基本的に本人が紡いだ文章が掲載されていると認識しているし、びっくりするくらいしっかりと個性が出るので、つい他のグループまで読みに行ったりしてしまう。推しグループがコーナーを持っていれば、毎月の料金など安いものだと思う。一度辞めたのは、かずなりが毎日更新していたゲームニッキが終わり、燃え尽きてしまったのがきっかけだったと記憶している。ゲームニッキは、まさにMAX好きだった頃に突然やってきた福音だった。どんなに忙しくても、一文でも投稿してくれた。硫黄島アメリカに行ってる間もちゃんと更新してくれて、不安が和らいだのを覚えている。毎日必ず推しの発する言葉を受け取れる。しかも、文章で。なんて贅沢だったんだろうと思う。どれだけ大事に思っていたかといえば、毎日のニッキをPCのメモ帳に書き写していたほどに。ガラケー時代だからスクショとかなかったからね。こないだ懐かしくなって古いPC立ち上げようとしたら、もう起動しなくなってた。思い出はかくも容易く消えたりもする。でも、そうしてでも残しておきたい、と思ったほどに、かずなりが書いた文章は、あまりに彼らしくて、彼そのもので、大切だったのだ。端々に漂うかしこさ、もしくは賢しさ。狙っているのであろうかわいさ、あざとさ。そのなかに見え隠れする優しさ、おたく達への愛、えとせとら。思い出してみてもステキな連載だった。

しばらくJwebの存在すら忘れてたけど、新しく好きになった子達が個人ブログの存在をアピってきたことで思い出した。彼らは、コロナ禍の中、ブログを個人持ちにして、かき方や更新頻度もそれぞれに委ねるかたちにしたようだった。伝える手段が限られる中、少しでもおたく達に寄り添う気持ちだったのかと思っている。読み始めると、意外な人が毎日必ず更新していたり、たまにしか来ないけど、必ず強いメッセージやお願い持ってきたり、不定期に自らの世界観を存分に主張してきたり、センスがいい文章を書いてきたりと、やはりそれぞれが本人でしかない、という感じに浸って喜びをかみしめていた。しかし、ひとりだけ、いまいちつかみどころがない人がいた。慎太郎だ。彼の連載は、ブログではなくインスタグラムに近いイメージ。写真でひとこと、みたいなの。文字数が、圧倒的に少ない。画像があるから想像しなさい、ってことなんだろうけど、私的にはちょっと難しかった。時代についていけていない典型なのかもしれない。未だにインスタの使い道がまったくわからない。脱線したが、察するに、慎太郎は作文があまり得意じゃないのかな、って思った。だったら、彼が与えてくれるものを目一杯受け取ろう、と思っていた。文字数は少なくても、そこには間違いなく彼の存在を感じることができたから。しかし、この頃彼は、ラジオの答え合わせをこの場で行うようになった。必然的に長文での更新となる。嬉しさで震えるかと思った。答え合わせを書くことで、聞いてない人にもラジオに興味を持ってもらいたい、タイムフリーに誘導するという意図もあるのかな、と思う。これは憶測でしかないので、もし本当にそうなら頭わしゃわしゃいいこいいこしてあげたいくらいに尊い…。そして、聴いてる人には親切でしかない。

たろぴの作文は一生懸命だ。とても不器用だけど一生懸命伝えたい、伝えようとしている感じが、普段の彼の姿とシンクロしてとても愛しい。またひとつ、大切な宝物が増えた。このごろ、更新頻度が上がっていることも単純に嬉しい。乾燥した日々のうるおいが増す感が半端ない。きっと、何年後かに私が彼を卒業するときに、とても幸せな思い出になってくれるはずだ。

事務所も、グループ単位ではあるが、徐々にSNS解禁しているとはいえ、オフィシャルには限界があり、こないだ某御方が明確にしていたように、双方向にはまだまだ時間がかかるだろう。SNSでは個人の日常には踏み入れられない現状では、Jwebは、おたくにとっていちばん本人の存在を近くに感じられる場所なのかもしれないと思う。事務所担に優しい設定で、誰の記事でも読めるので、ちょっと気になった子がいたら、その子の書く文章を読みに行くのが楽しみになっているこの頃であります。

 

そして、改めて伝えることの重要性を感じたので、読んでもらえるのかわからないけど、ちゃんとお手紙をしたためて、日頃の感謝を自担に伝えよう、と思っている。意外にも、これまでファンレターって書いたことがない。今さら過ぎるが、元担の二人にも書いてみようかな。